3つの’きく’意識していますか?

3分間スピーチ
今回は2回目の3分間スピーチで話した内容を書きたいと思います。
テーマは3つの’きく’です。

なぜ、このテーマにしたかというと、仕事ができる人は何が違うのか疑問に思ったからです。
私たちSEは、PCスキルやプログラミング等、技術的なところがクローズアップされがちですが、私が思う仕事が出来る人は違うと思います。

報連相やこれから記載する3つの’きく’等、ビジネスマンとしての基礎力と技術力双方を兼ね備えた人が該当するのではないかと思ったからです。

では、3つの’きく’について書きたいと思います。

1つ目の’聞く‘は、何となく音や言葉を認識することを意味します。
具体的には、お店のBGMやラジオ等がこれに該当します。
要するに関心があることには耳を傾けるが、関心がないことには全く耳に入らないということであり、人によって音や言葉をどの程度認識しているか状況によって異なることを指します。

2つ目の’聴く‘は、意識して音や言葉を認識することを意味します。
具体的には、スピーチや仕様のインプット等がこれに該当します。
1つ目の’聞く‘と違って、何となく認識するのではなく、相手の伝えたいことを理解しようと注意深く耳を傾けるということです。

3つ目の’訊く‘は、自分の分からないことや知りたいことを明確にしていくことを意味します。
具体的には、報連相の相談がこれに該当します。
1つ目や2つ目の’きく‘は相手の言いたいことを’きく‘のであり、この’訊く‘は自分の知りたいことを’きく‘為、そもそも矢印の方向が違います。
なので、状況に応じて使い分ける必要があります。

以下、3つの’きく’についての図解です。

以上、3つの’きく‘を適切に使い分けることによって、ビジネスマンとしての基礎力が向上する為、これから意識して使い分けてみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました